魔法の一錠がついに僕を解放した
自動的に作動する分厚いフィルターはもはや全く原型を留めず、怒濤のごとく押し寄せた感情の正体は怒りだった
僕は再び怒りそして叫び始めた
耳の奥で世界の全てに悪態をつきバカらしさを演説し聴衆をコケにするその声が、懐かしい 
視覚は解像度を増し、思考力は先鋭化する
僕はまた、写真をはじめた。







コメント

  1. もっとも身近にある
    叫びに耳を傾けられた、ということは、
    あなたの中にある何かを許すことが出来た
    ということなんでしょうか

    あなたはただ
    許し、認めてあげればいい
    それがあなた、だから

    あなたの中にある、沢山の感情が
    これからの季節と共に眠ってしまわぬように
    そばに居る人の温かさに触れ、目覚めますように

    返信削除
  2. コメントありがとうございます。

    僕の傍にいる人は、ある意味、僕です。
    彼を僕は尊重してあげたいと思います。

    二人の葛藤や喧騒、或いは感動はエネルギーとなってゆくことでしょう。
    僕はそのエネルギーを写真という形に定着させてゆきます。

    返信削除
  3. こちらこそ、返信有難うございます。
    コメントして良かったです。

    あなたが撮る写真や、選びだす言葉から
    ぼんやりと見えていたあなたが
    コメントからほんの少しですが、
    あなたの持つ色が見えた気がします。

    私もあなたを見習って
    上手く、言葉に出来ない感情を
    昇華できるように
    何か、始めてみようと思います。
    選択することを恐れず、
    目の前にある今を、もう少し大事にしたいと思います。

    返信削除

コメントを投稿