Yosemite インストールで躓く。




Yosemite インストールで躓く。



サブ機のiMac Mid2011を酷使していて、10.9環境でも異様なほどメモリーを食ってたのでそろそろ頃合いなのか、とインストールを試みたのがそもそもの間違い。「一日潰す」どころの騒ぎではなくなってしまった。

散々ウェブやフォーラムに出てる、インストールが止まる というやつ。残り1秒云々ではなく再起動後のプログレスバーが半分に達したところでフリーズ。1秒云々の人は気を長くしたら意外と進むし、ログを見たらいいです。ちなみに私はマカフィーはインストールしてません。この再起動後フリーズは対抗策なし。その状態で電源を切る→再起動すると、何故かそこには何事もなかったかのように「見える」Yosemite環境が。一番気を揉むやつ。おまけに起動するたびに atos がデバッグを云々~ というダイアログが出てくる。本当にクリーンインストールをお薦め致します。

ちなみにアップルに問い合わせたところ、Bootcampパーティションが怪しいんだとか。要はパーティションをひとつにしてクリーンインストールしてみて との事。BootcampってOS Xの標準機能なんじゃないの と複雑な想い。


さらにこのタイミングでメイン機のMacBookPro Ratina 2012がリコール対象となった。追い込まれた感が半端ない。


意外と長い私のMac歴。
漢字Talk 7.5.3にはじまる。
Mac OS 8 (8.5/8.6はパス)
Mac OS 9
Mac OS X10.0から。

愛着→OS 8
実用→OS 9
わくわく→OS X 10.0~10.3
到達→10.4


それ以降は必要ない機能追加と安定化をメジャーアップデートごとに無駄に繰り返す流れになってたように思う。
まさかOS Xが10.9まで続き、さらにその次が10.10だとは思わなかったけど、Yosemiteはおそらく私のMac歴上、最悪のOSだろう。

「Macらしさ」が全く感じられない。もはやこんなもの、LinuxになんとなくMacライクなUIを乗っけて、iPhoneユーザのためのiTunesとAdobeエコシステムが動く「ディストリビューション」にしか見えない。

話は若干逸れるけど、最近のMAZDAは元気である。これは「鼓動デザイン」「人馬一体」のフィールという2つのテーマで初志貫徹しているからだと思う。デミオからCX-5、アテンザに至るまで同じ顔つき。好き嫌いははっきりするだろう。だけど何よりもブレない事がファンに繋がると思う。

WindowsはWindows10でマイクロソフト的に「Windowsぽさ」を取り戻すように見える。未だに「スタート」という言葉には疑問しか感じられないけど、あれでこそWindowsなのだ。

Mac OS 9の頃は人馬一体感というものがあったように思う。今から考えれば思い出補正なのかもしれないが、プラチナサウンドしかり、操作のひとつひとつにMac OSとのコミュニケーションを感じた。よくブラウザ死亡からメモリ保護なし→再起動は体験したけど、それはそれで「無茶させたな」という気持ちになれた気がする。起動で躓く時は、ああ何か機能拡張がコンフリクトしたな..などとそれなりに考える余地があった。

Yosemiteはもはや、なにがなんだかわからない。おまけにUIまで変わってしまった。

このドギツいコントラストの色使い、抽象的なのかおもちゃぽいのかさえわからないアイコン。なんなんだろうか。
作業でMacを扱う人間に対して全く良いポイントがないように思う。安定はしていない(だいぶ前からな気もする)、UIはおもちゃ。

最近のアップルのソフト、ハード両面に置ける方向転換にはついていけない。iPhone+MacBookAirな人しかターゲットではないのか…

Apertureの終了、FinalCutの大幅変更、Logic放置、Thunderbolt Display放置。新型MacProは4K編集に突き抜けすぎて、私みたいな写真、レタッチを扱う人間も疑問だらけ。写真してんならMacBookProにColorEdgeでも繋いでろや、って事なのだろうか?


最近PowerPC時代が懐かしい。

ThinkDifferentだけど、たったひとつの正義のようなものがあったと思う。



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